今では、誰もが1月に1回は食するカップ麺。
種類も非常に豊富で、価格も大体¥100〜¥200と巾広く毎日の食事に欠かせないデイリーフーズになっています。
カップ麺と言えばコンビニエンスストアを思い出しますが今回は、関西出身のスーパーマーケットやドラッグストアを抜粋して価格やカロリー、味などを対決させてみました。
今回対象になった店舗は、国内最大手のイオングループのダイエーと、関西を中心に店舗展開するドラッグストアのキリン堂、「よい品をいつでもより安く」を掲げる食料品スーパーマーケットのサンディです。
どの店舗も関西出身のチェーンストアです。
対決チェーンストアの概要 「 Information 」
日本最大の量販店イオングループ 「ダイエー」
かつては、日本全国チェーンのNo,1の存在であったダイエーですが、バブル崩壊後の1990年代から経営不振になり、イオンによる株式公開買付けを経て2015年1月1日から、イオンの完全子会社となりイオングループに入りました。
ダイエーはもともとは、兵庫県神戸市出身のチェーンで今でも本店登記は神戸に置いています。
今回対決させた商品は、イオンとの業務、資本提携により、導入されたイオンのプライベートブランドのトップバリューのカップ麺です。
▪️本社所在地 東京都江東区東陽二丁目2番20号 東陽駅前ビル
▪️本店所在地 兵庫県神戸市中央区港島中町四丁目1番1号
▪️売上高 2,975億 ( 2021年2月期)
▪️店舗数 188店舗 (2020年10月末時点)
▪️主要株主 イオン株式会社 100% (2020年5月現在)
地域密着ドミナント展開を推進する 「キリン堂」
関西出身のドラッグストアのキリン堂は、6,000世帯の小商圏に店舗展開し、出店した近隣にさらに複数出店することで、地域の顔となっていくドミナント展開を推進しています。
事実私の住んでいる地域の約2キロメートル圏内にキリン堂が4件はあります。
今後も売場面積150〜300坪のドラッグストアを出店し、関西地域におけるドミナント深耕を推進し、より地域のお客様の役に立てる企業として着実に成長し続けるのをテーマとしています。
▪️本部 大阪市淀川区宮原4丁目5番36号
▪️売上高 1361億円 (2021年2月期)
▪️店舗数 374店舗 (2021年2月28日現在)
スーパーマーケットではなくボックスストアの 「サンディ」
サンディはスーパーマーケットではなく、ボックスストアを営む企業です。
ボックスストアとは別名ハードディスカウントストアと呼ばれ、1980年にドイツより輸入したもので、ヨーロッパでは主流になっているビジネスモデルです。
最大の特徴は、品数の絞り込みやケース単位での陳列、その他過剰サービスの消滅などにより、コストを抑え、合理的に、仕組みで安さを実現することにあります。
サンディの経営理念は、「ーの食料品物価を押し下げ、お客様の暮らしを豊かにする」という事だそうです。
こちらは、イオンと違って、PBではなく、有名メーカーのトップブランド商品を中心に、日常生活に必要な食料品、日用品に絞りこんで、1円でも安く提供できるように日々取り組んでいるそうです。
「よい品をいつでもより安く」
▪️本社 大阪市淀川区西宮原2-7-50YSサクラビル
▪️売上高 865億円 (2020年度)
▪️店舗数 約170店舗以上 (出店展開中)
税込¥100以下で買える激安カップ麺(Cup Noodle)
数あるカップ麺の中から、店舗別に激安¥100以下のカップ麺を抜粋しました。
評価基準は、下記の通りです。(すみません私の好みがほとんどです。)
▪️ ⭐️ : あまりおいしくない ( こんなものはほとんどありません。)
▪️ ⭐️⭐️: もう少し工夫がほしい。
▪️ ⭐️⭐️⭐️ : 普通に美味しい
▪️ ⭐️⭐️⭐️⭐️ : 非常に美味しい
▪️ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ : 完璧 言うことなし
ダイエー ( イオンのPBブランド TOPVALU)
鴨だしがきいた甘めのつゆ 鴨だしそば
▪️価格 ¥88 ▪️328kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️
海鮮と野菜のうまみ ちゃんぽん
▪️価格 ¥88 ▪️360kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️
香味野菜のうまみがきいた塩味 野菜タンメン
▪️価格 ¥88 ▪️304kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️
唐辛子の辛さ 刺激的なスープ 旨辛(うまから)
▪️ ¥88 ▪️313kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️
TOPVALUの¥88カップ麺は、天ぷらそば、きつねうどん、カレーうどん、きざみきつね、しょうゆ、シーフードと10種類用意されています。
関西を拠点とするドラッグストア 「キリン堂」
エースコック深まる旨さ まるうまカレーうどん
▪️価格 ¥88 ▪️302kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️
エースコック深まる旨さ まるうま小海老天そば
▪️価格 ¥88 ▪️258kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️
エースコック深まる旨さ まるうまきつねうどん
▪️価格 ¥88 ▪️253kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️
エースコック深まる旨さ 柚子香るそうめん
▪️価格 ¥88 ▪️222kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️
明星至極の一杯 コク塩バター味ラーメン
その他、「明星至極の一杯」シリーズや、日によっていろいろな税込み¥100を切るカップ麺があります。
ハードディスカウントストア 「サンディ」
だしがきいててる うどん だっぺ
▪️価格 ¥59 ▪️358kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️
だしがきいてる そば だっぺ
▪️価格 ¥59 ▪️358kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️
野菜のうまみとスパイスが引き立つ 塩ラーメン
▪️価格 ¥59 ▪️369kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
昔懐かしいチキンベース 醤油ラーメン
▪️価格 ¥59 ▪️363kcal ▪️味 ⭐️⭐️⭐️ ▪️総合 ⭐️⭐️⭐️⭐️
*この4つのカップ麺は茨城県水戸市の株式会社麺のスナオシという会社のカップ麺です。
サンディは他にも、長崎ちゃんぽん¥79、豚汁うどん¥85、他にも税込¥100を切るカップ麺が販売されていました。
私が選んだイチオシ店舗とカップ麺は?
1位 「サンディ」の¥59カップ麺
味は、普通に美味しいく、特に価格がすごい。カップ麺は常に買われる商品で、少しでも安く買える方が生活者のためでもあります。
カップ麺の会社もあまり知られていない会社ですが、しっかりとカップ麺は作られています。多分サンディさんも苦労してこのプライスを出してきたのだと思います。
2位 ダイエー(イオン)の「TOPVALU」
味も美味しく、アイテムが食をそそるものばかり。特に「ちゃんぽん」などは、麺にもこだわりで、少し太めの丸麺でした。
「TOPVALU」の10アイテムで十分いろいろな味を楽しめますよ!
3位 「キリン堂」 エースコックのまるうまカップ麺
他にも、¥78カップ麺やいろいろと種類は豊富です。値段も一般的には安いと思いますが、¥59カップ麺には勝てませんでした。
3社ともいろいろ努力されて、税込¥100以下のカップ麺を販売されて私達生活者に供給して頂き非常にありがたいコトです。
コンビニエンスストアでは、大体平均プライスが¥150ぐらいだと思うので、¥50〜¥80ぐらいは安い計算になりますね!
まとめ See You Again !
今や日本では、欲しいものがなんでも安くすぐに手に入る時代です。
スーパーマーケットにディスカウントストア、ドラッグストアにホームセンター。最近ではコロナの影響により、テレショップ、やインターネット販売が一般化しています。
これだけの、販売チャネルがあるのですから、何をかうのも賢く買いたいものですね。
販売店も、ナショナルチェーンの大手は、より自社企画を推進してゆくでしょうし、地域密着のチェーン店はメーカーとのコラボや自社コストを下げることにより、低価格を実現しています。
特に関西出身のお店は、価格にシビアでいかに安く売れるかを日々考えていると思います。
こうした努力のおかげで、私達生活者は、安くいいものが手に入るようになっています。
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