神戸から淡路島を横断し、約50分のアクセスで徳島県鳴門市の「大塚国際美術館」に到着します。
「大塚国際美術館」は古代壁画から世界26ヵ国190余の美術館が所蔵する現代絵画までの西洋名画を陶板を使って原寸大で1,000余点を展示している世界初の陶板名画美術館です。
美術館の背後には、「うずしお」で有名な「大鳴門橋」があり美術館をいっそう引き立ててくれています。
展示室(B3~B1)は、山の中にあり入口から入って長いエスカレーターをのぼるとB3から始まりB2,B1という順になります。
ここでは、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本にいながら世界の美術館が体験できる日本最大級の美術館です。
陶板名画とは? 「大塚国際美術館」
「システィーナ・ホール」です。第69回NHK紅白歌合戦の中継会場に使われました。米津玄師の「Lemon」です。
陶板名画とは、陶器の大きな板に原画に忠実な色彩、大きさで作品を再現したものです。
紙やキャンパス、土壁に比べ色が経年劣化せず、大きさも原寸大に再現されているため、実際の名画のような迫力や臨場感を味わうことができます。
陶板名画の出来るまでの順序は次の通りです。
陶板名画は「モナ・リザ」「最後の晩餐」などの世界の名画をそのままの姿で永久に残すことができれば…というような世界の人々の願いから生まれたものです。
大塚国際美術館は、そのような思いを具現化するために誕生した世界初の陶板名画美術館で、日本最大級の常設展示スペース(延床面積29、412㎡)を誇る館内。
その館内には、大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術で陶板化された世界の名画1000余点が、原寸大かつ寸分違わぬ姿で陶板に再現され、一堂に展示されています。
全て手作業で日本の職人技の素晴らしさですネ!
青 柳 正 規 (委員長) 東京大学 名誉教授 古代
小 池 寿 子 (委員) 國學院大学 教授 中世
小佐野 重 利 (委員) 東京大学 名誉教授 ルネサンス
大 高 保二郎 (委員) 早稲田大学 名誉教授 バロック
千 足 伸 行 (委員) 成城大学 名誉教授 近代
木 島 俊 介 (委員) 共立女子大学 名誉教授 現代
美術館内の「代表的西洋名画」紹介
入口を入り長いエスカレーターを上って行きます。
ここを上るとB3の展示室になります。山の中をくり抜いて作られているのでB3>B2>B1の順で館内を見て行きます。
各階はB3が、中世、古代,B2が、バロック、ルネサンス、そしてB1が、近代、バロックというふうに年代別に展示されています。
B3 – 中世 古代
▪️エル・グレコ 『オルガス伯爵の埋葬』
▪️聖マルタン聖堂
▪️秘儀の間
▪️鳥占い師の墓
▪️聖ニコラオス・オルフェノス聖堂
▪️貝殻のヴィーナス
B2 – ルネサンス バロック
▪️ルネサンス
▪️ベッリーニ、ジェンティーレ『サン・マルコ広場の聖十字架遺物の行列』
▪️ティントレット 『十字架を担うキリスト』
B1 – バロック 近代
▪️ゴッホ、フィンセント・ファン 『ヒマワリ』
▪️ゴーギャン、ポール 『ヒマワリを描くゴッホ』
▪️マネ、エドゥアール 『草上の昼食」
▪️ゴヤ、フランシスコ・デ 『裸のマハ』
▪️ミレー、ジャン=フランソワ 『落ち穂拾い』
その他多くの名画が揃っていますよ!
多分皆さんの知っている名画に出会えるとおもいます。
「大塚国際美術館」 Information
▪️住所 〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
▪️TEL 088-687-3737 FAX 088-687-1117
▪️https://www.o-museum.or.up/
▪️開館時間 9:30 〜 17:00
▪️休憩日 月曜日 (祝日㊗️の場合は翌日 1月は連続休館あり その他、特別休館あり 8月は無休
▪️入館料 一般 ¥3,300 大学生 ¥2,200 小・中・高 ¥550
▪️駐車場 無料駐車場あり
▪️館内テナント
「大塚国際美術館」までのアクセス MAP
関西からのアクセス
▪️直行高速バス🚌でお越しの方
京都(約2時間30分)、大阪(約2時間30分)、神戸(約1時30分)から直行の高速バスが出ています。
京都はJR京都駅から、大阪は、JR大阪駅、梅田、難波より、神戸は、新神戸、三宮、より出ています。
▪️車🚗でお越しの方 ( 所要時間 約60分)
垂水JCT > 明石海峡大橋 > 大鳴門橋 > 鳴門北IC > 大塚国際美術館
まとめ See You Again !
徳島県鳴門市の「大塚国際美術館」は、世界初の陶板名画美術館です。
日本にいながら世界26ヵ国190余の美術館が所轄する西洋名画を体感することができます。
京都、大阪、神戸より日帰りで行けるので、気分転換にはもってこいの施設です。
淡路島の魅力的な自然の風景を楽しみながら、美術館ではアートを楽しむ!
まさに一石二鳥の楽しみ方です。
たまには、日常の忙しい生活から解放されて、1日だけ美しい風景と美しい絵画をのんびり観賞するのも良い事だとは思いませんか?
絵画に興味の無い方でも見覚えのある絵画がチラホラ出てくるので楽しめるかと思います。
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