奈良県宇陀市大宇陀本郷にある又兵衛桜は本郷の瀧桜とも呼ばれる樹齢約300年の一本桜のシダレザクラです。
山の中のひっそりとした村に大きく枝を伸ばし、知る人ぞ知るお花見のスポットですが2000年(平成12年)NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングの映像で使用されたことで有名になったらしいです。
吉野山に行く途中に立ち寄った所ですがその姿は豪快そのものでした。
こんな所に桜🌸スポットが!
車のナビの案内通りに車を走らせ、山あいの田舎の村を走って行くと又兵衛桜と書かれた看板を発見!
山あいから抜け出し又兵衛桜🌸を発見!
平日の早朝にもかかわらず既に観光客が訪れていました。
又兵衛桜の前には小さな小川が流れその土手をには黄色い水仙の花が咲き誇っていました。
そもそも又兵衛桜の名前はどこから来たの?
本郷の字道辺寺にある薬師寺の境内には、大阪冬の陣、大阪夏の陣で活躍した豪傑、後藤又兵衛の墓があります。
1615年(元和元年)5月8日、大阪夏の陣で豊臣方は敗退したが、又兵衛は再挙兵の希望を捨て難く、城中より逃れ落ちた。
紀州を回って知人を頼り大和宇陀の地に来て、本郷の鉱泉で傷を癒し、豊臣家の再興を待ったが、世は徳川の天下となったので又兵衛は僧になり「後藤」の姓を一時「水貝」と改めて生活していたと伝えられる。
この地には、後藤の姓を名乗る家が数軒あり、この又兵衛ゆかりの枝垂れ桜が残っている場所も、後藤家の屋敷後です。
又兵衛桜の大きさはどれくらい?
気になるのが又兵衛桜の大きさですよね!写真で写っているところを見ると人があれぐらいなのでかなり大きいですよね。
そこでサイズですが幹周約3m、高さ13mあるそうですよ。それに広く枝を広げているので枝垂れ枝の端から端までは直線で約20mぐらいはありそうですね。(これは想像ですが)
この一本の枝垂れ桜を見に遠くからも約8万人の観光客が見に来るのですからたいした物ですね。
競争の激しい奈良県内の桜の人気度では5位だそうです。この一本で!
例年の見どころは4月上旬〜4月中旬だそうですが、今年2023年度は暖かかったため4月4日時点ではもう少し散っていました。
料金・駐車場
◾️料金は無料ですが入口で1人(維持管理協力金として)¥100
◾️駐車場は¥500
所在地・お問い合わせ
◾️所在地 : 奈良県宇陀市大宇陀本郷
◾️問い合わせ : 宇陀市観光協会(宇陀市観光課内)
TEL 0745-82-2457
交通アクセス
◾️電車で行く場合
近鉄大阪線 榛原(はいばら)駅から奈良交通バス大宇陀行きで18分、終点下車、徒歩20分
◾️車で行く場合 「大阪・名古屋から」
名阪国道の「針IC」を降りて「国道369号線」〜「国道370号線」を経由して「国道166号線」の標識に従い「又兵衛桜」へ約30分
まとめ See You Again !
奈良県の宇陀市にある又兵衛桜🌸は一本の枝垂れ桜で例年約8万人の観光客を呼び込む魅力ある枝垂れ桜です。
後藤又兵衛ゆかりの枝垂れ桜により「又兵衛桜」という名前がつけられたのも面白いですね。
所在地も観光地ではなく普通の村落に一本の巨大なな枝垂れ桜が構えています。
今からではもう遅いですが来年のこのシーズンには是非行ってみてくださいね。きっと桜の木の大きさに驚かされますよ!
花見シーズンには特設の売店も出ているので地元の食材で色々と食べてみてくださいね。
草餅と桜餅が有名だそうです。私達は又兵衛餅をゲットしました♪
あまり美味しそうに写っていませんね。 すみません!
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