京都市北区金閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺院である鹿苑寺(ろくおんじ)は、建物内外に金箔が貼られていることから金閣寺(金閣寺)とも呼ばれています。
本尊は聖観音で、正式名称は北山鹿苑禅寺(ほくざんろくおんぜんじ)です。
一般的には金閣寺の方が馴染み深いですよね!
京都金閣寺もまた昔からの人気観光スポットで修学旅行や遠足などによく利用されています。今回も多くの学生さんが観光されていました。
私も遠い昔、観光に来た記憶があるのですが、それ以来は中には入らず近隣に私の大学があったので前はよく通っていました。いつも駐車場がいっぱいのイメージがあります。
改修工事も終了し綺麗に塗り替えられた京都の人気観光スポット金閣寺を今回は紹介します。
鹿苑寺(金閣寺)とは?
京都府京都市北区金閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺院である鹿苑寺(ろくおんじ)は、大本山相国寺の境外塔頭で、山号は北山(ほくざん)で本尊は聖観音となっており、建物の内外に金箔が貼られていることから金閣寺(きんかくじ)とも呼ばれています。
創建当時「北山殿」は政治・文化の中心であり、天皇や中国(明)からの使者を迎える場として使用されていました。
私達には、金閣寺の方がなじみ深いですよね。正式名称は、北山鹿苑禅寺(ほくざんろくおんぜんじ)です。
寺名は開基の室町幕府第3代将軍足利義満の法号の「鹿苑院殿」にちなんでつけられました。
このお寺は足利義満の北山山荘をその死後に寺としたものです。
舎利殿(金閣)は室町時代前期の北山文化を代表する建築でしたが、1950年(昭和25年)に放火により焼失し、1955年(昭和30年)に再建されました。
1994年(平成6年)には、ユネスコの世界遺産(文化遺産)の「古都京都の文化財」の構成資産に登録されました。
金閣寺境内案内・見どころ
昔から京都の人気観光スポットの鹿苑寺(金閣寺)はどんなところなのでしょうか?簡単に境内を紹介しますね!
舎利殿(金閣)
なんといっても金閣寺と言えば金色に輝く舎利殿(金閣)ですよね!
舎利殿は三重の造りになっていて、一層は寝殿造の「法水院(ほっすいいん)」、二層は武家造の「潮音堂(ちょうおんどう)」、三層は中国風の禅宗仏殿造である「究竟頂(くっきょうちょう)」です。
何せ全身を金箔で貼られた外観は特に唯一無人の風景であり、まわりの緑の木々や池から浮き出た光景です。
金閣の前の鏡湖池に映る金閣もまた絶景ですね!
龍門滝
約2mぐらいの高さから水が流れ落ちる「龍門の滝(りゅうもんのたき)」。
鯉が滝を登りきると龍に変身するという中国の故事に由来した「鯉魚石(りぎょせき)」が置かれています。
「龍門の滝」には出世祈願のご利益があると言われています。
夕佳亭
茶道家の「金森宗和」が造った金閣寺にある茶室です。
江戸時代に傾きかけた金閣寺を復興し、庭園や池の整備をした臨済宗の僧である「鳳林承章(ほうりんじょうしょう)」が修学院を造営した御水尾上皇のために金森宗和に命じて造らせたものらしいです。
「夕日に映える金閣が特に佳(よ)く見える」というのが夕佳亭の名前の由来らしいですよ!
陸舟の松(りくしゅうのまつ)
金閣寺にある「陸船の松」は樹齢600年以上の五葉松です。
その形は名前の通り舟の形をしており、まさに陸に現れた「一艘の舟」と言えます。京都市の天然記念物にも指定されており「京都三大松の一つ」とも言われています。
「陸舟の松」はもともとは足利義満の盆栽で、それを地面に植え替えて舟の形に仕立てた松です。
この松の先は「西」を向いていて、足利義満はこの舟に乗って西方浄土(極楽)を目指したかったようです。
白蛇の塚のお椀と賽銭
この石像とお椀の周りにはお賽銭でいっぱいになっています。参拝者が祈りを込めて真ん中のお椀を目がけてお賽銭を投げ込みます。
周りにはお椀に入りきれなかったお賽銭でいっぱいになっていますね。
お賽銭が、見事お椀に入ると弁才天さまが一つだけ願いを叶えてくださるようですよ!
金閣寺に行けば一度試してくださいね。
金閣寺(鹿苑寺) Information
【google マップ】より
京都府京都市北区金閣寺町1
075-461-0013
9:00〜17:00 *年中無休
🔳車で行く場合 「京都駅」から車で約30分
🔳電車・バスで行く場合 「京都駅」〜「金閣寺道」約45分 京都市バス
*「金閣寺道」より徒歩約15分
コインパーキング有り 乗用車 60分/¥400 (以降30分/¥200)
利用時間 8:40〜17:10

まとめ See You Again !
京都の人気観光スポットである鹿苑寺こと金閣寺は日本を代表する京都の観光スポットです。
緑の自然の中に浮かび上がる金色に輝く舎利殿(金閣)の姿は絶景で金閣を映し出す鏡湖池の風景も絶景といえます。
昔からの人気の観光スポットで修学旅行など学生達も多く観光に来ています。今回参拝した時には平日だったので半数以上の観光客が外国人でした。
春の桜や秋の紅葉など四季折々の風景の中に黄金の金閣が聳え立つ姿は日本の庭園を代表する光景であると言っても過言ではないでしょうか。
関西に旅行の折には是非鹿苑寺(金閣寺)の参拝もスケジュールに入れてはどうでしょうか?
【オトナ旅カンサイ】では、関西の魅力ある観光スポット、グルメを紹介しています!
コメント