福井県金沢市 特別名勝 「兼六園」

文化
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今回の【オトナ旅カンサイ】は、少し足を伸ばして北陸石川県金沢市の「兼六園」を訪問しました。

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天候は雨の中、美しい日本庭園の風景が見ることができました。

石川県金沢市にある兼六園(けんろくえん)は広さ約11.7ヘクタール、国の「特別名勝」に指定されている日本庭園です。

岡山市の後楽園水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つに数えられます。

2009年3月16日発売の「ミシュラン観光ガイド」では、最高評価の3つ星に選ばれました。

四季それぞれに趣が深く、季節ごとに様々な表情を見せますが、特に雪に備えて行われる雪吊は冬の風物詩となっているそうです。

県内でも随一の桜・梅・紅葉の名所でもあり、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。

そのような石川県金沢市の「兼六園」を天候は悪いですが訪れてみました。

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石川県金沢市の「兼六園」とは?

石川県金沢市の「兼六園」とは、水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)と並ぶ日本三名園の一つに数えられる廻遊式の庭園です。

廻遊式とは、寺の万丈や御殿の書院から見て楽しむ座観式の庭園ではなく、土地の広さを最大に活かして、庭のなかに大きな池を穿ち、築山(つきやま)を築き、御亭(おちん)や茶屋を点在させ、それらに立ち寄りながら全体を遊覧できる庭園です。

何代もの加賀藩主により、長い年月をかけて形づくられてきた兼六園ですが、作庭における基本的な思想は一貫していたようです。

その思想とは神仙思想で、大きな池を穿って大海に見立て、そのなかに不老不死の神仙人が住むと言われる島を配し、藩主たちは、長寿と永劫の繁栄を庭園に投影しました。

最初の作庭者、5代藩主・綱紀(つなのり)は、瓢池(ひさごいけ)に蓬莱(ほうらい)・方丈(ほうじょう)・瀛州(えいしゅう)の三神仙島を築き、13代藩主・斉泰(なりやす)も、霞ケ池に蓬莱島を浮かばせています

また自然が描き出す、色彩豊かな四季の表情の美しさを楽しめる庭園として、世界各国の観光客に親しまれています。

「兼六園」内の見どころ

雨にもかかわらず、兼六園の美しさを豊かに描く景観の数々。秋の紅葉を終えて冬を迎える兼六園の見どころを紹介します。

唐崎松(からさきのまつ)

13代藩主・斉泰が近江八景の一つ、琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松です。

兼六園の多くの松の中でも最も枝ぶりの見事な木で、雪の重みによる枝折れを防ぐため、冬にほどこされる雪吊りは兼六園ならではの風物詩となっています。

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霞ケ池(かすみがいけ)

兼六園のほぼ中心部分に位置する、園内で最も大きい池です。面積は約5800平方メートルで深さは最も深いところで1.5メートルあり、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるように配慮されています。

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梅林(ばいりん)

昭和43年、明治百年記念事業として、北野天満宮、太宰府や湯島天神、水戸偕楽園などの協力により、全国の名梅を集めて造成され、約20種、200本の梅が植えられており、3月になると紅白の花が咲き誇ります。

舟之御亭(ふねのごていん)

金沢が誇る名勝・兼六園の梅林には、散策の途中に一息つける舟の形をした「舟之御亭」が再現されています。

もともとは桜ヶ岡の茶店のやや北寄りの地にあり、そこからは日本海・河北潟・能登半島・卯辰山・白山連峰の山並みを楽しむことができたらしいです。

文政五年(1822年)頃にはすでに失われ、現在の舟之御亭は絵図などを元に再現されたものです。

「松の傷」

「松の傷」は忘れてはならない戦争の悲劇のつめ跡です。

第二次世界大戦の末期の昭和20年(1945年)6月に、燃料が不足していた日本軍が、戦闘機を飛ばすため、松の木から油を採取した跡です。

兼六園にある多くの松の木が犠牲になりましたが、いろいろな不具合で結局は実用化されなかったようです。

花見橋(はなみばし)

擬宝珠(ぎぼうし)の欄干(らんかん)がある木橋で橋から見る花の眺めが素晴らしいことからこの名前がついたらしいです。

花の季節になると緩やかに流れる曲水に沿って、桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇り、多くの人を魅了します。

特に春から夏にかけてが一番見頃だと思いますよ!

明治記念之標(めいじきねんのひょう)

西南戦争で戦死した郷土軍人の霊を慰める日本武尊像で、銅像の身長は5.5m,明治13年(1880年)日本で最初に建てられた銅像と言われています。両脇に植えられた赤松は「手向松」(たむけまつ)と呼ばれ、当時、京都の東西両本願寺の門跡から移されたものらしいです。


兼六園内のお茶室「時雨亭」(しぐれてい)

平成12年3月に再現された「時雨亭」です。

お庭を拝見しながらお茶室でお茶をと和菓子をいただけるお茶室です。煎茶¥310、抹茶¥730で共に和菓子が付きます。

煎茶¥310

抹茶¥730

お茶室から眺める庭園は格別の風景ですよ!

部屋の中のお茶室です。

兼六園を観光して「ちょっと一休み」したい時には「時雨亭」でお茶をいただきながらのんびりと庭園を拝見するのも良いかと思います。

営業時間 9:00〜16:30 (受付は16:00) *12:30〜13:00清掃などでお休み

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金沢「兼六園」 information

所在地

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住所  石川県金沢市丸の内1-1  TEL. 076-234-3800
開園日
年中無休
開園時間
3月1日〜10月15日   10月16日〜2月末日
7:00〜18:00                   8:00〜17:00
入園料
▪️大人 (18歳以上)  ¥320   小人 (6歳〜18歳未満)  ¥100
駐車場

周辺に市営、民間の駐車場あり(60分¥300程度)

アクセス
▪️バスで行かれる方
金沢駅兼六園口(東口)から城下まち金沢周遊バスなどで約15分
▪️車で行かれる方
北陸自動車道金沢森本IC,または金沢東IC,金沢西ICより金沢市中心部方面へ車で15分〜25分

まとめ  See You Again  !

石川県金沢市の中心部にある江戸時代の代表的な林泉回遊式大名庭園の特長をそのまま今に残している兼六園は、金沢城の外郭として城に属した庭でした。
広大な敷地の中で自然が描き出す、色彩豊かな四季の表情は必見。
特に冬の「雪吊り」は他の地に例をあまりみないほどの美しさを感じられます。
庭園での楽しみ方の一つに、庭園を観賞しながら茶屋でお茶とお菓子を食べながらのんびりすることかもしれませんね。
特に「時雨亭」でいただいたお茶とお菓子はオシャレなカフェに行くのとは違った日本古来の魅力を感じます。
今回は、あいにくの天気でしたが、隣には金沢城もあるので「春の桜シーズンには、また訪れたいところでもあります。

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