伊勢神宮・外宮 【オトナ旅カンサイ】豊受大御神をお祀りする

文化
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伊勢志摩と言えば、二見ヶ浦の「夫婦岩」「伊勢神宮」と言う代表的なな観光スポットがあります。

二見ヶ浦の「夫婦岩」は大注連縄で堅く結ばれた二つの岩(男岩、女岩)で夫婦や、恋人などの恋愛の象徴として縁結びのシンボルとして有名ですね!

そこの御祭神に猿田彦大神を祀り、開運や家内安全・交通安全にご利益があると言われています。

一方で伊勢神宮の方は、「お伊勢さん」として親しまれ2000年の歴史を有する日本人の「心のふるさと」と称されています。

伊勢神宮には豊受大御神をお祀りする外宮天照大御神をお祀りする内宮があり、その2つを総称して伊勢神宮と言います。

今回は、その伊勢市中心部に鎮まる伊勢神宮・外宮について詳しく紹介してゆきます。

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伊勢神宮・外宮とは?

伊勢神宮とは、外宮と内宮を合わせての呼び名ですが、その伊勢市中心部に鎮まる外宮の正式名称は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)と言い、豊受大御神(豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。

豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神としても崇拝されています。

正宮に次ぐお宮を別居と言い外宮の城内には3所の別宮が鎮座しています。

古殿地(こでんち)です。前の遷宮(せんぐう)まで社殿があり、次の遷宮で社殿が造営される御敷地です。

正宮と同じ広さがあり、中央には「心御柱」(しんのみはしら)を納めお守りするための覆屋(おおいや)があります。

三ツ石(みついし)です。古殿地の南側にある三個の石を重ねた石積みで、この前では御装束神宝(おんしょうぞくしんぼう)や奉仕員祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われるそうです。

アイキャチ画像にも使った五丈殿・九丈殿です。雨天時に祓所に代わって神饌(しんせん)などが祓い清められるところです。

お祀りやくじ引きなどを販売している所です。朱印も書いてもらえますよ!

豊受大神宮(外宮)は皇大神宮(内宮)と共に、「二所大神宮」と称されましたが、両宮は決して同格ではなく、皇大神宮こそが最高至貴のお宮で神宮の中心だそうです。

伊勢神宮・外宮 (豊受大神宮)

正宮 豊受大神宮

内宮の御鎮座から約500年後、天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)として丹波国から現在の地にお迎えされました。

以来、外宮御垣の東西に位置する御饌殿(みけでん)では朝と夕の二度、天照大御神を始め相殿神及び別宮の神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が続けられています。

階段を登って行くと別宮があります。別宮とは正宮に次ぐお宮を別宮と言います。

外宮の城内には「多賀宮」「土宮」「風宮」と3所の別宮があります。

別宮 【多賀宮】たかのみや

御祭神は豊受大御神「荒御魂」(とようけのおおかみのあらみたま)です。

外宮に所属する四別宮のうち、第一に位して殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。

神様の御魂の穏やかな動きを「和御魂」と言うのに対して、荒々しく格別に顕著な御神威をあらわされる御魂の動きを、「荒御魂」とたたえます。

別宮 【土宮】 つちのみや

水防に功績のある土地の神を祀り御祭神は、大土乃御祖神です。古くから山田原(やまだのはら)の鎮守の神でしたが、外宮の鎮座以降は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格しました。

別宮 【風の宮】 かぜのみや

内宮の風日祈宮と同様に風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命です。

雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古より正宮に準じて丁重にお祀りしているそうです。

多賀宮沿の杉の下にある小さなお社であったものが、蒙古襲来の祭、ご神威により猛風が起こり、襲来した敵軍10万の兵を全滅させ、未曽有の国難をお救いになったご霊験に応えるべく、正応6年(1293)に一躍別宮に昇格したらしいです。

伊勢神宮外宮 information

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【 google map より】

所在地

〒516-0042 三重県伊勢市豊川町279  ☎︎ 0596-24-1111(お問合せ)

参拝時間
1月〜4月    5:00〜18:00
5月〜8月    5:00〜19:00
 9月      5:00〜18:00
10月〜12月   5:00〜17:00
駐車場
有り 無料
アクセス
▪️電車でのアクセス
伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅は、JR・近鉄電車共に大阪、京都、名古屋などどちらの方面からも列車が運行しています。
また、各駅からは伊勢神宮行きバスも運行しているので非常にアクセスが良いです。(外宮には徒歩でも行ける範囲内にあります)
所要時間は大阪難波駅から伊勢市へ近鉄特急で約1時間45分です。
▪️車でのアクセス
大阪方面からの場合は第二阪奈道路を通るルートと名神高速道路を利用するルートと2通りありますが、「第二阪奈ルート」の方が料金・距離的にも便利です。
私達は、兵庫県中山寺からで、早朝からスタートだったので一般道で奈良経由で行きました。
所要時間は大阪中心部から約3時間30分、京都市中心部からは約2時間ぐらいです。
私達は、中山寺から約4時間(ゆっくり休憩をとりながら)で到着しました。


まとめ See  You  Again  !

伊勢神宮・外宮は天照大御神のお食事を司る「豊受大神宮」を祀る神宮です。

およそ1500年前、雄略天皇が天照大御神のお告げにより豊受大御神を山田原の地に迎えたことに端を発します。

広大な敷地の中に正宮と別宮が3ヵ所あります。伊勢市駅からも徒歩で行ける範囲内でアクセスも良いと思います。

伊勢神宮の参拝にはまず外宮にお参りして、それから内宮へ!

内宮の参拝が終えると、「おかげ横丁」で食事や食べ歩き、ショッピングなどを楽しんでくださいネ!

伊勢志摩の一日中タップリと楽しめるおすすめの観光スポットですよ。

2022年3月に行った時にもらった伊勢神宮・外宮と内宮の御朱印です。

【オトナ旅カンサイ】は関西の魅力を発信しています✍️


 

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