世界遺産 京都宇治 平等院 「藤棚」 / オトナ旅カンサイ

文化
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京都府宇治市宇治蓮華にある平等院(びょうどういん)鳳凰堂(国宝)で世界に広く知られている人気の観光スポットです。

私達が小さい頃(50年前以上)より関西地区の遠足や修学旅行での定番コースで今でもそれは続いているようです。

現に今回訪問した時も2組ぐらいの中学生ぐらいと思われる学生の団体が観光に来られていました。

良いものは、時代は変われど今もなお続いているのですね

何十年ぶりに見る平等院の鳳凰堂はやはり美しく前の池に映る姿も絶景です。

もう一つの見どころは今の季節(4月〜5月)には、境内にはつつじの花や巨大な藤棚などで私達の目を楽しませてくれます。

京都観光も久しぶりでしたがやはり京都は良い所が多い関西NO,1の観光地ですね!

世界遺産 平等院とは?

十円玉のモチーフににも使われている平等院鳳凰堂

平等院は平安時代後期の建築、仏像、絵画、庭園などを今日に伝える「古都京都の文化財」の構成物件の一つでもあり、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂は、中堂、左右の翼廊、背後の尾廊からなる、他に例を見ない建物です。

堂内には、平安時代を代表する仏師定朝の作の現存唯一の仏像である本尊阿弥陀如来坐像をはじめ、雲中供養菩薩像52、9通りの来迎を描いた壁画など、平安時代・浄土教美術の頂点が集約されています。

平等院は永承7年(1052)、関白藤原頼通によって父道長の別荘を寺院に改め創建されました。

その翌年の天喜元年(1053)に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、その建物が現在鳳凰堂と呼ばれている優美で軽快な建物です。

庭園は浄土式の借景庭園として史跡・名勝に指定されています。

平等院は「古都京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録されています。

4月〜5月が見どころの藤棚とツツジ🌺

平等院のもう一つの見どころは樹齢300年と言われる藤棚です。

平等院は、平安時代に関白として権威をふるった藤原頼通が創建したもので、境内には藤原氏にちなんだ藤が植えられてられいます。

このうちの、400平方メートルの藤棚を作る藤4株は、樹齢300年ほどの日本古来の品種で、満開になると房は1.2メートルほど垂れ下り大きな滝のように見えるということです。

もちろん春の桜や秋のもみじの紅葉も楽しめますが特に藤棚が人気あります。

平等院の住職曰く、「藤棚の藤は、房が長く、色が深く、香りが良いと三拍子揃っているので、鳳凰堂との取り合わせなどで歴史ある風景を楽しんでほしい」ということらしいです。

また、境内には藤と相まってツツジの花が満開を迎えて、所どころに赤やピンク、白い花でアクセントをつけています。

京都宇治平等院 周辺の観光スポット


宇治川&宇治橋

平等院沿いに流れる宇治川の両岸にはいろいろなお店やお寺も点在します。

宇治川にかかる宇治橋からの風景もまた趣きがあり美しいですがただこの時期一つだけ要注意なものがあります。

宇治橋は文化2(646)年にかけられた日本最古の橋と言われ幾多の合戦や洪水で倒壊を繰り返してきました。

その上流を流れる眺めは絶景なのですがこの時期に発生するトビケラと言われる蛾のような虫の異常発生です。

宇治川周辺を散策するには異常発生したトビケラを避けることはできません。

トビケラと呼ばれる蛾みたいな虫ですがかなりの大量発生です。人には無害というもののやはりイヤですよね。虫嫌いの人には耐えられないぐらい多いですね!

看板や宇治橋にもたくさんくっついていて飛び回っている状態です。

宇治市の方でなにか対策はないものでしょうか?せっかくの平等院なのにこの虫のためにだいなしにするぐらいの量の多さです。

トビケラの話はその辺にしておいて宇治橋付近から平等院の入口付近には宇治茶はもとより宇治茶を使ったスイーツや飲食店もたくさん並んでいます。

スターバックスコーヒー平等院表参道店

この商店街の奥には、スタバもありますよ!平等院の入場は8:30からなので少し早く到着したのでスタバでコーヒータイムを!


こじんまりした清潔感漂うスタバでした。朝、早かったのでのんびりとできましたが通常時間であれば混雑が予想されますので8:30までにスタバでゆっくりお庭を見ながらラテでもいただくのもよいのでは?

宇治神社

次に宇治川の向こう岸にはお土産店もありますが幾つかの神社などがあります。

宇治川を挟んだ平等院の対岸、朝日山の山裾にあり、平安時代後期に建てられたという本殿は、現存する中では日本最古の神社建築だそうです。

平等院などと共に「古都京都の文化財」として世界遺産登録されていますが、「世界一狭い世界遺産」とも呼ばれるほど、境内はこじんまりしています。

学業・受験合格の神様として崇められています。

参詣時間 9:00〜16:30  定休日 年中無休 料金 無料

正覚院(開運不動尊)

高野山真言宗の寺院で、本尊に開運不動尊と呼ばれる不動明王を祀っています。

古くから交通安全のお寺として親しまれているそうですが、他にも新たな道を歩もうとする人々を導くとも言われ「結びわらじ」と呼ばれる願いを込めた草鞋を奉納する慣わしが残っているそうです。

京都宇治 平等院 Information

google マップ】より

所在地

〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116

TEL
0774-21-2861
定休日
年中無休
営業時間
8:30〜17:30 (入園受付は15分前まで)
拝観料
大人¥600  中学生¥400  小学生¥300
鳳凰堂内部拝観 別途お一人¥300
駐車場
周辺に有料駐車場多々あり (一回¥500が多いです)
アクセス
◾️京阪宇治線 「宇治駅」下車 徒歩10分
◾️JR奈良線 「宇治駅」下車 徒歩10分

まとめ See You Again !

京都宇治市の宇治川沿いに位置する十円玉のモチーフにもなっている平等院は、春の桜、秋の紅葉も美しいですが、一番の見どころは4月中旬から5月の上旬にかけて咲く藤棚とツツジのコントラストです。

長いもので1.2mもの房をつける藤棚は約300年の歴史を感じ、その背後にある平等院鳳凰堂の姿は絶景です。

宇治川周辺には宇治茶などのお土産店や宇治神社などの古い神社もあってたっぷりと楽しめます。

また宇治川も美しい絶景を見せてくれますが、トビケラという虫にはご注意を!

何十年ぶりに訪問した京都宇治平等院の風景はやはり趣き深いものでした。


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